「髪の毛が薄くなってきたかも・・・」
こんな風に感じ始めると、何か対策をしないといけないと落ち着かない気持ちになりますよね。
そこで髪の毛をしっかり育てるために自分の生活を見直す人は多いです。
育毛の基本的なアプローチの一つが頭皮ケアですが、実はあなたの頭皮ケアをもっともっとよくする方法があるのです。
実は念入りに薄毛改善に取り組むなら時間帯を気にするのがベスト。1日2回朝と夜に行うのが理想的なのです。
ちょっと回数が多いような気もしますが、気になるところですよね。
今回は朝夜で変わってくる念入りな頭皮ケアについてまとめてみました。
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育毛の頭皮ケアも1日2回?
最近は男性でもスキンケアに力を入れる人が増えていると言いますが、まだまだスキンケアについて詳しくない人は多いでしょう。
女性なら当たり前かもしれませんが、スキンケアは1日2回朝と夜に行うのが理想的とされています。
1日2回もスキンケアに時間を割かないといけないなんてめんどくさいと思うかもしれません。
どうしてスキンケアは朝と夜に行うべきなのでしょうか。
実は人間の肌の状態は時間帯によって大きく変わってきます。そのため、1日1回のスキンケアでは、十分でないことが多いのです。
1日1回だと、どうしてもケアが必要な時間帯をカバーしきれないのです。
朝と夜でもスキンケアの内容も変わります。お肌の状態が変わってくるのやるべきケアの内容も当然かわってくるのです。
基本的には、朝のケアは夜間に分泌された皮脂のリセットと水分の補給を重視するケア。そして夜のケアは睡眠中の乾燥対策としての保湿です。
頭皮も皮膚
なかなか意識されていない人もいるかもしれませんが、頭皮もれっきとした皮膚の一部。髪の毛に隠れているのでついついこの事実を見逃してしまうかもしれません。
つまり、頭皮のケアも通常のスキンケアのように1日2回朝と夜に行って当然なのです。
しかし、ほとんどの人は1日1回で済ませているのが事実。男性ならなおさらでしょう。
まずは頭皮への認識を改めるべき。そして薄毛が気になってきて育毛にも力を入れるなら、なおさら頭皮のケアは入念に行うべきなのです。
頭皮に最適なケアを続けていくことで、髪の毛が健全に成長していく環境が整えられ、髪の毛の成長が促され、抜け毛の予防につながる素地ができあがるのです。
育毛のための頭皮ケアのタイミングと方法
それでは、実際に育毛効果の高い頭皮ケアの方法と、適切なタイミングについて詳しく紹介していきます。
通常のスキンケアと同じく、1日2回朝と夜に行うのが基本です。
夜の頭皮ケア
夜間に頭皮のケアを行うのは必須なので、多くの人がすでに行っているかもしれませんね。薄毛や抜け毛が心配になって育毛に力を入れたいと考えるなら、間違いなく、就寝前の髪の毛を洗うタイミングで頭皮のケアにも気を配っている人が多いはずです。
夜の頭皮ケアが重要な理由は大きくわけて2つあります。
- 皮脂汚れ
- 就寝中の乾燥対策
人間が朝から夜まで活動した後の頭皮には皮脂や汗、そして大気中のゴミやほこりといった汚れが付着していてとても不潔な状態です。
いろんな不衛生な物質が混在して頭皮が臭う場合もあるでしょう。
そんな状態の頭皮が髪の毛の成長にいい影響を与えるわけがありません。毛穴に皮脂や汗が混在した汚れがつまると、髪の毛の成長にも悪影響を及ぼし、抜け毛の原因にもなり得ます。
頭皮の環境はできるだけ長い間、できるだけ衛生的に保つのが育毛の基本となります。
夜間の頭皮ケアの内容
夜間の頭皮ケアは、まずは洗髪を正しく行うことが基本になります。髪の毛と頭皮に付着した1日の汚れを落とすことが最低限のケアになります。
育毛の頭皮ケアの基本は洗髪
髪の毛を洗うときに気をつけたいのが、使用するシャンプーです。
シャンプーにあまり気を遣っていない人の場合は、これを機にシャンプーを見直すのもいいでしょう。
通常の市販のシャンプーは洗浄力が強すぎる傾向があるためです。洗浄力が強すぎるシャンプーを使用すると、皮脂を”落としすぎてしまう”からです。
皮脂は確かに頭皮環境を悪化させると指摘されますが、それは過度に多すぎる場合です。皮脂自体は頭皮のバリア機能も備えているので、外部から頭皮を守る役目もあります。そのため、ごっそりと洗い落としてしまうとむしろ頭皮によくありません。
シャンプーは洗浄力が強すぎないアミノ酸系シャンプーを利用するのが理想的です。ただし、通常のシャンプーよりもコスト的に高くつくので、金額を気にする人の中には、天然成分配合の石けん計シャンプーを利用する人も多いです。
さらに、髪の毛を洗う際のシャワーの温度にも気をつけましょう。水温が高ければ高いほど洗浄力が高くなるので、熱いシャワーが好きな人は要注意。シャンプーも使うことを考えると少しぬるめの36度くらいに設定するのがいいでしょう。
お風呂上がりの処理も大切
お風呂から上がったら、髪の毛をしっかり乾かします。髪の毛が濡れていると就寝中に生乾きになったり、雑菌が繁殖してしまうため、頭皮トラブルの元にもなりかねません。
タオルドライである程度髪の毛の水分を取り除いたら、ドライヤーでしっかり乾かします。
しかし、あまり頭皮にドライヤーを近づけたり、温度設定を高くしすぎないように注意が必要です。
ドライヤー自体も頭皮の乾燥を招く場合があるので気をつけましょう。
乾いた後は頭皮ローションも
必ずしも必要とは限りませんが、保湿用に頭皮ローションを塗っておくことも有効です。特に頭皮が乾燥しがちな人や、室内が暖かい冬場はオススメです。
睡眠中はもっとも髪の毛が成長する時間にあたりますが、乾燥するタイミングでもあります。そのために頭皮ローションでしっかり保湿しておくことで、髪の毛が成長するタイミングに合わせて適切な頭皮環境を維持できることになるのです。
頭皮ローションを使ったことがないと塗り方が分からないこともあると思います。簡単に説明しておくと、あくまでローションは地肌に直接塗布してください。髪の毛に塗るものではありません。
そのため、髪の毛の分け目に塗り、広げていくイメージです。血行改善効果のあるローションもあるので育毛効果も期待できます。
朝の頭皮ケア
多くの人は頭皮ケアは夜だけでいいと考えているので、朝の頭皮ケアを行ったことがない場合が多いでしょう。朝の頭皮ケアが必要な理由も大きく2つ。
- 頭皮の水分不足
- 寝ている間の皮脂分泌
朝起きたときの頭皮は通常、乾燥しがちと言われています。睡眠中はよく汗をかくので、肌の内部の水分が奪われるのです。
また、寝ている間に皮脂も分泌されます。ちなみに頭皮を洗った直後と朝の起き抜けの皮脂量を比べた場合、起床時は就寝時の3倍以上の皮脂量が確認されると言われています。
朝の頭皮ケアの内容
朝の頭皮ケアとしては頭皮をぬるま湯で洗うのが基本です。
あくまで頭皮の水分不足と皮脂汚れを落とすためと考えて温めのお湯で頭皮を洗ってあげましょう。
シャンプーは使わないようにします。育毛シャンプーとはいえ、短時間のうちに皮脂をしっかり落とすのは頭皮にとってはむしろ負担になり、それ自体が頭皮の乾燥を招く可能性があるのでオススメできません。
朝起き抜けの寝癖を直すために髪を水で簡単に洗うついでと思って、頭皮を洗っておきます。
仕上げは育毛剤
育毛に重心を置いた頭皮ケアを考えるなら、育毛剤を使用することもおすすめします。
育毛剤は育毛成分を中心に配合されているのでより育毛効果の高いケアになるでしょう。
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夜にも育毛剤を使うべき
育毛剤を使う場合は、夜にも利用したがより育毛効果の高い頭皮ケアを実現できます。髪の毛を洗い、乾かした後に、育毛剤を使いましょう。
ただし、育毛剤は血行が促進されるため頭皮が乾くような感覚になります。頭皮ローションで保湿も行いたい場合は、少し時間をおいてからローションを利用してください。
ただし、敏感肌の人の場合は、育毛剤や頭皮ローションの併用によって炎症を起こす場合があるかもしれません。
その場合は使用をやめて様子を見ましょう。
薄毛、抜け毛で頭皮ケアどころじゃない場合も
もし、抜け毛や薄毛が進行して頭皮ケアどころではない場合、まずは皮膚科か、男性型脱毛症の専門クリニックに行くことをオススメします。
特に男性の場合は加齢とともにAGAが発症して薄毛が進行していくパターンが多いので、AGAの可能性は非常に高いでしょう。
AGAが発症している場合は、治療を施さないと髪の毛は回復しません。治療で現状維持がやっとということさえあります。
自然治癒はしないので、治療薬で食い止め、回復させるしか道がないのが現状です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
育毛のための頭皮ケアが、実は朝と夜の2回必要だと言うことがおわかりいただけたのではないでしょうか。
たしかに、疲れた夜、忙しい朝にこれだけのケアをするのは大変と思うかもしれませんが、習慣にしてしまえば自然とできるようになります。
最初はなれるまで大変かもしれないので、土日の休みは朝と夜の2回、育毛のための頭皮ケアを実践してみることにして、徐々に平日にも行っていくというやり方がいいかもしれません。
とにかく継続することが一番大切だと言うことを理解しておきましょう。
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