Jリーグのヴィッセル神戸への移籍が決定となったバルセロナMFアンドレス・イニエスタさん。
サッカーファンの間では知らない人はいない超絶技巧派で、すでにフットボール界のレジェンドといってもいい選手です。
しかし、そのプレーと同じくらいインパクトがあるのが頭髪。
まだ30代前半だというのにすでに初老の雰囲気をただよわせる頭髪や髪型は、美しすぎるプレースタイルと同じくらいイニエスタさんのトレードマークになっています。ハゲを受け入れて生きていくと達観しているイニエスタさんには、若ハゲの男性ファンが以上に多いとか、そうでもないとか。
今回は、ユース時代からイニエスタさんのファンで15年以上プレーを見守ってきた私が、イニエスタさんの頭髪や髪型、薄毛の変遷を、プレーの魅力と合わせてお伝えしていきたいと思います。
ちなみに、J1鳥栖入がウワサされるフェルナンド・トーレスさんについての記事も下の方で紹介しているので、気になる人は後ほどチェックしてみてください。
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バルセロナのレジェンド
薄毛のヘアを含めてあいきょうのあるイニエスタさん。頭髪の変遷に触れる前に、まずは簡単なプロフィールから。
- 本名:アンドレス・イニエスタ・ルハン
- 生年月日:1984年5月11日
- 身長:171cm
- 体重:68キロ
- ポジション:MF(中盤)
身長体重からはアスリートとは思えぬ”ただの人感”。外見なんて普通のおっさんです。
すれ違っても気づかない可能性大です。
しかし、ひとたびピッチ上、特にボールを持ったときのイニエスタんさんは異次元の存在感。
- DFの間をスルスルと抜けていくスラロームのようなドリブル
- 鋭く寄せてくる相手をあざ笑うダブルタッチ
- 敵陣の急所を突くパス
- ピッチを俯瞰しているかのような視野の広さ
- 強烈なボールもピタリと止めるトラップ
バルセロナのティキ・タカと呼ばれる流麗なパスサッカーの中心にはいつもイニエスタさんがいました(シャビ、ブスケツとともに)
あまりに警戒されて、相手守備にこんな囲まれ方をする選手なんて、いまどきメッシとネイマールをのぞけばイニエスタさんくらいです。
敵陣に単騎で乗り込むイニエスタ将。
サッカー界のレジェンドたちもイニエスタを賞賛
同じくハゲ枠に入れられるサッカー界のレジェンドといえば、現レアル・マドリード監督のジネディーヌ・ジダンさん。ジダンさんもイニエスタを賞賛してやまない一人。バルセロナ退団表明後の自身最後のクラシコ(ライバル・レアルとの直接対決)終了後には、わざわざ敵チームのイニエスタさんを5分以上も通路で待ち、抱擁を交わしてねぎらったといいます。ともに超絶的なテクニシャンだったことから共感する点も多いのでしょう。
※サッカーが上手い = ハゲ というわけではありません。
ほかにもサッカー界の大物たちがイニエスタさんを賞賛しています。
元バルセロナの選手で現マンチェスター・シティ監督のグアルディオラさんは、バルセロナ時代の名手シャビに対し「お前は俺を引退に追い込むだろうが、あの坊や(イニエスタさん)はお前を引退に追い込むだろう」と語ったのは有名な話。ちなみにグアルディオラさんも頭髪に不安を抱く名手でしたが、今では思い切って剃り上げております。このへんの潔さは頭髪に不安があり、髪型に困っている若ハゲのお手本にもなる?
▼参考▼
イニエスタさんの頭髪の変遷
フットボーラー・イニエスタさんのスゴさがわかったところで、もう一つの気になるトピックであるイニエスタさんの頭髪についてまとめてみます。いまでこそハゲてしまってキューピーみたいになっているイニエスタさんですが、彼にも若い時代がありました。
8歳で本格的にプレーをし始めたイニエスタさんは徐々に頭角を現し始め、12歳のころには早くも世界で5指に入るビッグクラブであるスペイン・バルセロナの下部組織に入ります。
当時の貴重な写真がこちら
カールした前髪とセンター分けが印象的な爽やかさ。
10代後半のイニエスタさん
高校生年代のユース時代の頭髪、髪型はこんな感じ。相変わらず爽やかなセンター分けの好青年です。
U-17時代のプレーぶりで鮮明に覚えているのは、とにかく相手の股を通すパスを連発していたこと。相手DFにとっては屈辱的なパスですが、とにかく相手の股を通してパスを送りまくっていました。
当時のバルセロナではすでにシャビがトップチームに定着しており、彼も天才と呼ばれていましたが、一世代下にさらなる天才が出現したことで、バルセロナが向こう10年は中盤に困らないという予感はすでにありました。
とはいえ、若いときから若干M字ハゲのきざしがあっとのは明らか…
その後は短髪化したイニエスタさん
しかし、成長とともに若ハゲのきざしを感じたのか、その後は努めて短髪にし始めます。
短髪にして無造作ヘアを楽しむイニエスタさん。広大なおでこが…
青ヒゲはけっこう昔からです。
年齢の経過とともに、生え際がもろくなってきています。M字もどんどん進行。すでに20代とは思えず、30代、40代の風格を漂わせます。
2010年にシャビ、ブスケツのバルセロナの同僚らと黄金の中盤を形成し、美しいパスワークをワールドカップでも見せつけて見事優勝を飾ったイニエスタさん。トロフィーにキスをしているときにまさかの頭上からのショットを抑えられています。
こんなにきれいなM字ハゲは見たことない…
しかも頭頂部も薄毛が進んでいることが明らかに…当時まだ26歳。
植毛などで必至に薄毛を隠そうとするスーパースターが多い中、イニエスタさんはハゲを隠す気など毛頭ありません。
最近では少なくなったトップの髪でソフトモヒカンに挑戦するなど、大人の遊び心を見せつける!
いわいるキューピーヘアでかわいさを演出してみせます。
それから月日がたち、2018年。ついにバルセロナ退団を表明。現在は潔く坊主です。
会見に臨むイニエスタさん。50代、下手すると60代といわれても違和感がない…
でも、プレー中はなぜかカッコイイ!!
やはりフットボーラーですね!
▼くそかっこいいイニエスタさんのターン▼
イニエスタさんは典型的なAGA
頭髪・薄毛の変遷をまとめて気づいた方もいるかもしれませんが、イニエスタさんは典型的なAGA(男性型脱毛症)です。
生え際のM字が最初に、続いて頭頂部の薄毛、そして最近では前頭部の薄毛が同時に進行しているけっこう厳しいAGA。AGAは男性の4人に1人が発症するといわれていて、日本では1200万人ほどの男性が悩んでいるといわれています。
ですが、イニエスタさんは隠すどころか、むしろ堂々とさらしています。
度重なる植毛を行ってきたイングランド代表のルーニーさんと比べると、達観していると言わざるを得ません。
ちなみに、レアル・マドリードのギャレス・ベイルさんもAGAが進行しているスーパースターです。
イニエスタさんはどうして達観してる?
若ハゲを受け入れて堂々と世界中に薄毛をさらす。
普通の感覚では恥ずかくてたえられそうにありません。しかし、イニエスタさんはスーパースター。
10数億の年俸を稼ぎ、豪邸に住み、すでに家族もいます。スーパースターは一般人とは違います。
しかもJ1神戸入がきまれば、年俸はメッシ、ネイマールらにつぐ32億円もの年俸を手にするとウワサされています。
頭髪のことなど気にしなくてもいいくらい、イニエスタさんは人生の勝者。
なにもしなくても女性からモテますし、すでにモテたいということすら考えなくていいレベル。
われわれ一般人とは住む世界が違うのです。
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まとめ
J1神戸入りの話が進んでいるイニエスタさんの髪型や、ハゲの進行の変遷について、彼のプレーを交えながら振り返ってみました。
神がかったプレーが日本で見られるとなれば、サッカー界が盛り上がることは間違いありません。美しいプレーだkでなく、髪型を含め若ハゲを隠さずに堂々としている態度など、どこかあいきょうのあるイニエスタさんの来日が実現すれば最高ですね。
ちなみに、J1のサガン鳥栖には同じスペイン代表で活躍したイケメンのフェルナンド・トーレスさんが来るとか来ないとか。実現したらかなりやばいことになりそう。
本当に楽しみです。
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