酢シャンを知っていますか?
シャンプーを使わずにお酢を利用して髪の毛や頭皮を清潔に保つ洗髪方法です。頭皮のフケや抜け毛予防に効果があると言われ注目されています。
最近は、お湯だけで洗髪するノー・プーをはじめとした”脱シャンプー”の動きが高まっています。
酢シャンもこれまでのシャンプーにはないメリットがあるため、ナチュラルで健康志向の人たちをはじめとして火がつきはじめ、徐々に取り入れている人も増えているとか。
今回はシャンプーを使わない洗髪方法の一つ酢シャンを紹介したいと思います。
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酢シャンとは
酢シャンとは、その名の通り、調味料のお酢を使って髪の毛を洗うことを言います。
酢シャンが知られるようになったのは2005年ごろから。
京都で美容室を営む槙野裕子さんという方が取り入れ始めたのがきっかけで世に広まり出しました。
牧野さんが営む美容室は毬菜美容室といってナチュラル志向が特徴。美容室で洗髪をするときにはシャンプーやリンスは使わず、お酢を使って酢シャンを取り入れています。
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酢シャンのメリット
酢シャンを行なうメリットは、頭皮の状態を正常に保てることです。お酢には殺菌効果をはじめ消臭効果、炎症を抑える効果があります。
こういったさまざまな効果があるため、頭皮のくさい臭いを抑えてくれたり、頭からボロボロ落ちるフケが出ないようにしてくれる効果が期待できます。
普段からシャンプーや石鹸を利用して髪の毛を洗っている場合は、頭皮がアルカリ性に寄っていると考えられます。偏った状態の頭皮は酸性のお酢を利用して酢シャンすることでバランスを保つことができるのです。
また、シャンプーは洗浄力が強すぎる傾向があるため、頭皮に必要な常在菌まで除去してしまいがち。そのため頭皮環境を悪化させる雑菌が繁殖する可能性が高まります。
しかし酢シャンであれば、頭皮環境の正常化に必要な常在菌をむやみに除去することはありません。
酢シャンに期待できる効果
それでは実際に酢シャンに期待できる効果について見ていきましょう。
頭皮の防臭効果
頭皮は自分が思っている以上に臭いです。時間が経つに連れて頭皮に分泌される皮脂量が増えてきて、汗や埃などと混ざり合って臭いのもとになります。
頭皮の皮脂は24時間程度で元の量に戻ると言われています。朝にシャンプーをしていけば、少なくとも会社での勤務中は大丈夫だろうと思うかもしれません。
しかし、実際は日中は動いたり活発に活動するので皮脂分泌が多くなり、勤務中に既に頭皮から臭いが立ち込めている場合も。
特に脂性の人の場合はその傾向が強いです。
酢シャンを取り入れることができれば、頭皮の消臭効果が期待できます。さらに、頭皮環境を正常に保ってくれるので、皮脂分泌もむやみに多くなることもありません。
抜け毛防止効果
酢シャンを取り入れることで抜け毛防止に効果が期待できます。
お酢で頭皮を洗うことで頭皮の血行を促進することが可能です。
また、酢シャンをすることで頭皮に保湿効果が生まれ、乾燥を防ぎます。頭皮が乾燥することにより、フケが出たり、毛穴づまりが発生しやすくなったり、むしろ皮脂の過剰分泌を招いたりと、さまざまな頭皮トラブルにより、抜け毛が発生する可能性が高まります。
酢シャンによりこういった症状が改善されるので結果的に抜け毛防止、薄毛防止に役立つと考えられているわけです。
さらに、頭皮が硬い場合も酢シャンは有効です。
保湿効果で頭皮の乾燥を防ぐだけでなく、頭皮自体の柔軟性も高めてくれるので、髪の毛が根付きやすく、抜け毛を減らすのに効果的です。
傷んだ髪の毛を回復
酢シャンは抜け毛を減らすだけでなく、今ある髪の毛の健康状態を改善するのにも一役買ってくれますよ。
お酢に含まれるアミノ酸が、髪の毛のキューティクルを補修してくれる役割があります。
シャンプーをしていると洗浄力がたすぎるために髪の毛が傷んでぱさぱさになる人もいます。
そういった場合は一度シャンプーから離れて酢シャンを取り入れてみることで髪の毛の回復を図ることができるのです。
酢シャンを行なう手順
酢シャンの効果がわかったところで、実際に酢シャンを行うときの手順を紹介いたします。
1 酢シャンを作る
まずはボールや洗面器などを用意します。そしてお酢を小さじ1杯程度入れ、洗面器いっぱいにぬるま湯を注いでかき混ぜます。
2 まずは髪の毛をすすぐ
すぐに酢シャンは使いません。まずは温めのお湯で髪の毛をある程度すすいで汚れを取ります。
この時のポイントはお湯の水温。あまり温度をあ高くせずぬるま湯程度にするのがベストです。
3 酢シャンを実行
ボールや洗面器に作っておいた酢シャンを頭皮に少しずつ塗っていきます。
この時に酢シャンを頭皮になじませるようにし、併せて頭皮マッサージも取り入れると良いでしょう。マッサージは頭皮全体を動かす意識で優しくやるのがコツです。
無理に頭皮を動かそうとすると指で抑えている部分に過剰に圧力がかかり頭皮にとって負担になります。
酢シャンを行なう時に注意点
酢シャンを実行する上での注意点を幾つか紹介しておきます。
お湯の温度を高くし過ぎない
まずはお湯の温度を高くし過ぎないこと。意外かもしれませんが、お湯だけでもそこそこの洗浄力があります。さらに温度が高くなるに連れて洗浄力が高まるので、酢シャンを行う前の段階で熱いお湯を使うと、頭皮を過剰に洗浄してしまう状態になりがちです。
酢シャンを洗い落とす
また、酢シャンを実行した後はしっかり酢シャンを洗い落とすことが大切ですよ。
お湯で薄めたとはいえ、お酢は酸性濃度が高いです。
洗い残しがあると頭皮に負担をかけることになり、無用な頭皮トラブルを引き起こすことにつながりかねません。
お酢をそのまま使わない
お酢の効果が頭皮に良いからといって、お酢をそのまま頭皮に塗るのは厳禁です。
上でも少し触れましたが、お酢の酸性濃度が高いため、頭皮に負担がかかってしまいます。
さらに、髪の毛自体を傷めることにもなるのでむしろトラブルを増やす可能性があります。
過剰に酢シャンしない
酢シャンは普通のシャンプーと違って泡立ちません。泡立たないのでしっかり頭皮や髪の毛を洗えている気がしないでしょう。
だからといって、お酢を使う量を増やすと逆効果です。ナチュラル志向の洗髪方法なので市販品のシャンプーのような加工品とは違います。
泡立たなくてもしっかり頭皮になじませていれば大丈夫です。
洗髪後にしっかり髪を乾かす
酢シャンをしたらしっかりと髪の毛を乾かしましょう。
髪の毛を乾かさずに自然乾燥させていると、お酢の臭いが髪の毛に染み付いていしまう可能性があります。
酢シャンで髪の毛を洗った後はしっかりとドライヤーで髪の毛を乾かしましょう。
ただし、ドライヤーも長時間使い過ぎると頭皮の乾燥を招くので、できるだけ使用時間を短くし、タオルを併用して乾かすようにしましょう。
酢シャンを作るのにオススメなお酢
酢シャンを作る時におすすめなのは黒酢です。
黒酢はアミノ酸が豊富に含まれているほか、ビタミンB郡やマグネシウム、カルシウム、鉄分などのミネラルも豊富。
飲料として活用することでも必要な栄養素をと入りれることができるので優秀なお酢です。
黒酢で湯シャンをし、お風呂あがりに黒酢ドリンクを飲むことで身体の内側からも外側からも髪の毛や頭皮の健康を維持することができるのです。
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まとめ
酢シャンという洗髪方法を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
髪の毛をしっかり洗っって清潔にしていれば抜け毛を減らせると思っている人が多いです。
それ自体は間違っていませんが、シャンプーならなんでも良いと思っている人が多いのも事実。しかし、シャンプーは洗浄力が高いため、頭皮に負担をかけてしまいがちです。
もしあなたが、特にシャンプーにこだわらず、安いという理由だけで今のシャンプーを選んでいるとしたら、一度見直したほうが良いかもしれません。
そして、抜け毛対策に真剣に取り組むつもりなら、シャンプー自体をを利用しないという可能性について考えてみても良いかもしれません。
そういう意味で酢シャンは脱シャンプーの一つの手法です。
お酢自体もかなり健康に良いので、飲料としても利用し、総合的に抜け毛の改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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